中国外交部、ロンドンの同時多発テロについて

 

イギリスの首都ロンドンで7日、地下鉄やバスで相次いで爆発が起こり、これまでに少なくとも38人が死亡し、700人以上が負傷したことが判明している。G8サミットに出席していたブレア首相は、これは明らかに野蛮きわまるテロ行為であると声明を発表した。

中国外交部は今回の事件について、「中国側は非常に驚いている。中国はいかなる形のテロリズムにも反対している。いかなる人がいかなる目的で一般市民の殺傷をねらったテロ事件を起こすことは断固非難されるべきであると中国側は考えている。今回の事件は、世界的範囲においてテロリズムに反対する事業の任務がまだ重く、道がまだまだ遠いことを表している。中国は国際社会とともに、テロリズム反対の分野における国際協力をさらに強化していくつもりである」という見解を発表した。

また、中国の駐英大使館によると、今回のテロ事件で中国人の死傷者が出たという情報はまだ入手していないという。

                        「チャイナネット」2005年7月8日