7月6日、中国国家統計局と中国物流・調達連合会が北京で、中国製造業購買担当者指数(PMI)を発表した。中国製造業購買担当者指数はすでに中国国家統計局の調査制度に組み入れられており、今後毎月の第1営業日に公表されることになっている。
製造業購買担当者指数は世界的範囲で採用されているマクロ経済を反映する指標体系であり、生産・流通、製造業及び非製造業などの分野をカバーしている。現在、すでにアメリカ、イギリス、日本、シンガポールなど22の国と地域で採用されており、その体系と算出方法が世界で同一のものであるため、国際規模で比較することが可能である。中国で製造業購買担当者指数が取り入れられることは、国民経済と産業経済へのマクロ調整とその予測、企業の仕入れ、生産、経営などに対する指導の面で重要な意義を持っている。
発表されたデータによると、2005年6月の中国製造業購買担当者指数は51.7%で、これは中国の製造業が依然として成長の段階にあることを示すものである。
中国製造業購買担当者指数体系は、新規受注、生産、雇用、サプライヤー納期、購買品在庫、輸出新規受注、購買数量、完成品在庫、購買価格、輸入、受注残の11の指数から構成されている。製造業購買担当者指数が50ポイントを上回れば製造業全体の拡大を示し、50ポイントを下回れば通常製造業の生産の縮小を示すものとなる。
「チャイナネット」2005年7月8日
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