首都鋼鉄 北京地区の業務縮小スタート 移転へ

 

首都鋼鉄公司(本社:北京市)の王青海総経理(社長)は7日、稼動47年の歴史をもつ同社錬鉄工場の第5高炉がすでに運転を停止したことを明らかにした。これにより、同社の北京市内の鉄鋼生産事業の縮小と市外移転が正式にスタートする。

現在、同社錬鉄工場には5つの高炉がある。1958年に建造された5号高炉は、1949年の中華人民共和国成立後に同社が初めて建設した大型高炉。技術改良が繰り返され、技術水準、生産能力ともに同クラスの高炉の中でも国内トップレベルを維持してきた。年間生産量の最高記録は96万8千トン。これまでの生産量は累計約3千万トンに上る。

                     「人民網日本語版」2005年7月8日