外資導入・海外進出の双方向の開放を促進 商務部

 

商務部の陳健部長助理は12日、国務院新聞弁公室で記者会見し、外資導入を進めると同時に、対外経済協力の各事業の発展を大きく推進し、企業の海外進出を積極的に誘導し推進する国の方針を明らかにした。

陳部長助理の説明によると、2004年末現在、中国の対外直接投資(金融を除く)は累計368億ドルに上り、海外で受注したプロジェクトの収益は累計1140億ドル、受注金額は1563億ドルに達した。労働者提供事業による収益は累計308億ドル、契約額は累計361億ドル、派遣労働者数は累計319万人に上った。

陳部長助理は「今後、中国は海外進出戦略への取り組みをさらに強化し、対外投資に関する法整備とサービスシステムの改善を進める。企業の海外での経営管理により大きな自主権を与え、リスク防止体制を整え、外資導入と海外進出を有機的に結びつけた双方向の対外開放を促進していく」と述べた。

「人民網日本語版」 2005年7月13日