慰安婦めぐる日本閣僚の発言を非難 外交部報道官

 

外交部の劉建超報道官は12日の記者会見で、記者からの「慰安婦問題」に関する質問に対して答えた。

――報道によると、日本の中山成彬文部科学相はこのほど演説で、「アジアの被害を受けた女性は、慰安婦になったことに誇りを感じるべき」と述べた。中国はこれをどのように論評するか。

われわれは、日本の内閣関係者がこのような恥知らずな言論をまたも発表したことに対して、憤慨と強い非難を表明する。このような言論は、被害国の国民の感情を傷つけるものであり、日本政府は関係者の言行をより厳しく管理する責任がある。

「従軍慰安婦」は、日本軍国主義が第2次大戦中、中国を含む被害国の国民に対して犯した深刻な罪の1つであり、いかなる人も言い逃れることのできない歴史的事実だ。今年は世界反ファシズム戦争勝利60周年に当たる。日本は、誠実な態度で歴史を直視し、深く反省し、「慰安婦」問題を含む歴史遺留問題を適切に処理するべきだ。

「人民網日本語版」 2005年7月13日