中国政府、チベットの生態環境と伝統文化の保護を重視

 

香港で「チベット文化週間」活動に参加している中国チベット自治区のチャンバ・ブンツォク主席は18日の記者会見で、「中央政府は、チベットの発展過程での生態環境と伝統文化の保護問題を非常に重視している」と明らかにした。

チャンバ・ブンツォク主席は、「チベットが原始的な状態を保留すべきだと一部の人が主張しているが、地元の人々は、現代化建設のテンポを速め、生活レベルを向上させるよう希望している。チベットは過去のような立ち遅れた状態に留まることはないだろう」と述べた後、「現在、チベットの自然保護区の面積はすでに40万平方キロに達し、全自治区総面積の3分の1を占めている。これは、全中国ないし世界でも稀に見る比率である」と強調した。

「CRI」より 2005/07/19