娯楽・メディア産業、2008年にアジア最大市場に

 

世界最大のコンサルティング会社、プライスウォーターハウスクーバス社はこのほど、国内の娯楽・メディア産業は今後5年内に年25.2%と、世界最速の伸びを見せ、2008年には日本に代わりアジア最大の市場になると予測する調査報告をまとめた。

報告書はまた、インターネットや携帯電話などを通じた音楽や映像、ゲームソフトの配信による全世界の売上高について、今後5年以内に、昨年の110億ドルから730億ドルに達すると試算。デジタル化の進展とグローバル経済の発展、ネット広告の増収により、娯楽・メディア産業の発展は、情報技術(IT)バブルが崩壊した2000年以来のピークに達すると予想している。

同社は「娯楽・メディア産業の革新は目覚ましく、新たな収入源になりつつある」と分析している。

「チャイナネット」 2005年7月19日