第一回世界中国語大会が北京で開幕

 

 

第一回世界中国語大会が20日、北京の人民大会堂で開幕した。60カ国・地域の政府高官と大学学長、中国語専門家、中国語教師らが一堂に会し、「多元的文化の枠組みの中での中国語の発展」というテーマをめぐって幅広く交流・討論することになった。中国共産党中央政治局の李長春常務委員、全国人民代表大会常務委員会の許嘉ろ副委員長、唐家せん国務委員、陳至立国務委員が大会参加代表たちと会見した。

李長春氏は、「中国政府は海外での中国語教育事業を高度に重視しており、資金投下をさらに増やし、テキスト編集作業、教師とボランティアの育成、孔子学院の設立などの事業を促進し、海外での中国語教育事業をサポートしていくつもりである。世界各国の人々の中国語勉強のためさらによい条件を創出することによって、世界平和の擁護、各国人民の相互理解、友情と協力の深化と拡大にさらに大きく貢献していきたい」と語った。

世界中国語大会の主席である陳至立氏は、開幕式で基調講演を行い、「今回の大会は、各国の方々と中国語教育に関する政策・経験・研究成果を交流する場を提供することにより、各国の中国語教育事業の発展、中外の言語文化の交流と協力の強化を促進し、ともに言語の架け橋を構築し、人類の多元的な文化の発展を促進していくよう願っている」と今大会への期待を語った。

「チャイナネット」 2005年7月21日