中国外相、「安保理の問題は発展途上国が少ないことだ」

 

 中国の李肇星外相は23日北京で、「中国は、国連及び安保理の改革を支持している。安保理は拡大すべきであり、その最大の問題はその中の発展途上国が少ないことである」と述べました。

 これは、李肇星外相が23日行った情勢報告で述べたものです。

 李肇星外相は、「安保理の改革は、大国が勝手に決めるものではなく、民主的で、充分な討議を行うべきである。中国は、国連憲法の精神を貫き、引き続き平和自主の外交政策を堅持し、平和、協力、発展の旗印を高く掲げ、全世界人民の共通の利益、とりわけ発展途上国人民の利益を擁護していく」と述べました。

                        「CRI」より 2005/07/25