上半期の全国の一定規模以上の工業企業（すべての国有企業と年間売上高500万元以上の非国有企業）の利益は6266億元に達し、前年同期比19.1%増となった。工業企業の経済利益総合指数は169.94となり、前年同期比9.78ポイント伸びた。

一定規模以上の工業企業の中で、国有および国有持株企業の利益は3099億元で、前年同期比16.7%増となった。集団所有制企業は230億元で、同30.1%増。株式制企業は3272億元で、同29.3%増。外国業者及び香港、澳門（マカオ）、台湾業者投資企業は1725億元で、同1.9%減。私営企業は716億元で、同39.3%増となった。

39の工業分野の中で、石炭、石油、鉄化合物、非鉄金属、非金属などの採鉱業の利益はそれぞれ前年同期比85.6%、73.7%、50.6%、145.5%、61.9%増となった。鉄鋼業の利益は同36.1%増、化学工業の利益は同24.4%増となった。化学繊維業の利益は前年同期比43%減、交通運輸設備製造業の利益は同41.5%減、建材業の利益は同21.9%減、電力業の利益は同6.1%減、電子通信業界の利益は同5.5%減となった。一方、石油加工及びコークス製造業は42億元の純損失となった。利益増を実現した最も多い５つの業種はそれぞれ石油採掘、鉄鋼、石炭、化学工業、非鉄金属採鉱業である。

一定規模以上の工業企業の赤字は1075億元で、前年同期比59.3%増。そのうち、国有および国有持株赤字企業は543億元で、同84.4%増。

一定規模以上の工業企業の税金納入総額は累計4993億元で、前年同期比20.5%増。そのうち、国有および国有持株企業は3040億元で、同17.3%増。

一定規模以上の工業企業の売上高は10.9兆元に達し、前年同期比27.5%増。そのうち、国有および国有持株企業は4兆元、21.3%増。

6月末現在、一定規模以上の工業企業の完成品に投下された資金は1.2兆元で、前年同期比19.5%増。そのうち、国有および国有持株企業は3586億元で、同11.7%増。一定規模以上の工業企業の売掛金総額は2.4兆元で、同15.3%増。そのうち、国有および国有持株企業は7449億元で、同2.1%増となった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「チャイナネット」2005年7月26日