中国、生産安全状況の向上に力を入れる

 

中国国家安全生産監督管理総局の李毅中局長は25日、中国北部の都市秦皇島市で、生産安全状況を安定的に向上させるため、政府が更なる措置を積極的に講じていくと示しました。

 李毅中局長はある生産安全情勢を討議する座談会で発言し、「今年上半期、国内では、事故発生数と死亡者数は去年同期よりいずれも下がっており、ほとんどの業種と行政区では、治安状況は安定している。しかし、生産安全状況は依然として厳しいものであり、危険性の高い業種、特に炭坑の生産安全基盤はまだまだ弱いものである。そのほか、危険化学製品製造や、道路交通などの業種でも事故が多発しているため、中国の生産安全情勢はいぜんとして深刻である」と指摘しました。

 李毅中局長はまた、末端部門の生産安全への管理監督を強化し、特に炭坑ガス爆発の防止対策に力を入れるよう関係部門に要求しました。

                         「CRI」より 2005年7月26日