中国、東南アジア区域協力に関する提案を提出


ASEAN・東南アジア諸国連合と中国、韓国、日本の外相会議が現地時間27日、ラオスの首都、ビエンチャンで閉幕しました。中国の李肇星外相は会議で、新しい情勢の下で、東南アジアの区域協力をいかに強化させるかについて、五つの提案を打ち出しました。

 李肇星外相が出した提案はつまり、第一に、「10+3」方式を主な協力ルートとして堅持すること、第二に、協力におけるASEANの主導的地位を堅持すること、第三に、現実に基づき、共に努力する原則を堅持し、各分野における協力を強化していくこと、第四に、開放と透明度のある原則を堅持し、10+3協力方式とこの地域におけるほかの協力体制との調和的な発展、そして相互促進、共同発展を図ること、第五に、絶えず経験をまとめ、現実に基づき、「10+3」協力の発展方向や、重点分野、具体的なプロジェクトを企画し、協力メカニズムと方式を改善することの五つの提案です。

                          「CRI」より 2005年7月28日