解放軍78周年を祝賀 国防部

 

国防部は31日、中国人民解放軍創設78周年を記念する祝賀会を開いた。

国防部の曹剛川部長(国家中央軍事委員会副主席)は祝賀会で演説を発表し、次のように述べた。

平和と発展は、今も時代にとってのテーマだ。国際情勢は全体的に平和、緩和、安定を基本態勢として維持している。また、国際的にさまざまな問題が複雑に錯綜し、安全保障面に従来とは異なる脅威が特に目立っており、世界は決して平和とはいえない。

中国の人民はかねてから平和を熱愛し、和睦を重視し、調和を尊んでいる。中国は独立自主の平和外交政策と防御型の国防政策を遂行し、永遠に拡張を目指さず、永遠に覇を唱えず、平和発展の道を固く守る。平和共存五原則を基礎として世界各国の人民や軍隊と友好協力関係を発展させ、世界平和を守り、共同発展を促進していく。

最近において、各方面の努力により、両岸(大陸部と台湾)関係の中で「台湾独立」を掲げる分裂活動の抑制に役立つプラス要素がある程度増加したが、「台湾独立」を掲げる分裂勢力の活動に反対・抑制を行う闘争は依然として厳しく複雑な状況にある。われわれは最大の誠意を持ち、最大の努力を尽くして、平和統一の未来を目指す。われわれは、「台湾独立」を掲げる分裂勢力がいかなる名目で、いかなる形で台湾を祖国から分割することも絶対に許さない。

                    「人民網日本語版」2005年8月1日