新中日友好21世紀委員会第3回会合、昆明で開催

 

「新中日友好21世紀委員会」の第3回会合が7月30〜31日、雲南省昆明市で開催された。中国側は元中国共産党中央党校常務副校長の鄭必堅氏、日本側は経済同友会の小林陽太郎代表幹事(富士ゼロックス会長)が首席委員を務めた。また、温家宝総理が書面で「新中日友好21世紀委員会が中日関係の発展に新たな貢献を果たすことを望む」との言葉を寄せた。

両国の委員は「試練をチャンスに変え、中日関係の改善と発展を促す」をテーマに、率直かつ誠意ある実務的な検討を行い、「現在の情勢下で両国は『歴史を鑑(かがみ)にして未来に向かう』精神を常に堅持し、長期戦略的角度から両国関係を適切に把握し、両国間の平和・友好・協力の大局を守るべき」と強調した。また、両国が経済・エネルギー・環境など幅広い分野で協力を強化し、共同利益の拡大を常に模索し、青少年・文化・スポーツ交流を積極的に展開し、両国人民の相互理解と友好的感情の増進に努め、両国関係の改善と発展に有利な環境を積極的に創造することを提案した。

                      「人民網日本語版」2005年8月1日