台湾指導者の「独立」発言について 国務院台湾弁公室

 

台湾当局の指導者が再び「台湾独立」分裂発言を吹聴したことについて、国務院台湾事務弁公室の報道官が4日、取材に応じた。同報道官の発言は次の通り。

(台湾海峡)両岸の同胞は現在、両岸の人員往来の促進と経済・文化交流の一層の発展に努力するとともに、早急に両岸の旅客・貨物チャーター便が実現して大陸住民が台湾に旅行し、両岸関係の平和と安定に向けた発展が促進されることを待ち望んでいる。これとは反対に、台湾当局の指導者は最近再び「台湾独立」分裂発言を持ち出し、両岸の対立を挑発し、新たな緊張を作りだした。これは多数の台湾の同胞の願いと根本的利益に背く言動だ。

大陸と台湾は、両岸の同胞にとって共通の郷里だ。中国の主権と領土保全に関わるいかなる問題も、全中国13億人民の共同決定に委ねられなければならない。われわれはこれまでと少しも変わらず、引き続き多数の台湾同胞と共に、いかなる「台湾独立」分裂活動にも断固反対し、両岸関係の平和と安定に向けた発展を積極的に促進していく。

                   「人民網日本語版」2005年8月5日