湖北省、3S技術で神農架の自然資源を保護

 

湖北省にある神農架国家クラス自然保護区は科学的な保護措置を全面的におし進め、3S技術(地理情報システム、遠隔測位、衛星測位システム)を利用して、自然資源をよりよく保護管理する政策の策定のために科学的なよりどころを提供することになっている。

3S技術は野外での巡回保護管理、植物の分類、野生動物生息地域の分析、森林火災防止のための測位、森林とかかわりのある案件の調査・処理、森林保護に関する動態的変化などの面で利用されている。現在、3S技術の応用はまだ初歩的な段階にあり、自然保護区内のデジタルモデルを作成し、各種類の専門地図の標準化を完成し、保護区内の巡回ルートの標準ラインを補充し充実させている。

3S技術という先進的な手段を自然保護区の各分野で応用し、すべての科学研究者がこの3S技術を駆使できるようにするため、同保護区管理局は他の関連機構との交流、協力にも力を入れ、3S技術に関する育成訓練講座を行い、自然保護区の科学的保護管理にサービスを提供している。

                       「チャイナネット」2005/08/05