夏の海賊版撲滅活動、「序盤戦」は好調

 

全国「掃黄打非」弁公室(ポルノ一掃・違法出版物対策事務室)によると、同弁公室と中国共産党中央宣伝部など8部門が進める2005年夏季の音響映像製品海賊版取り締まり活動では、すでに一連の海賊版製造建が摘発され、大量の海賊版が押収された。業界活動の規範化、市場環境の大幅改善に役立っている。取り締まり活動は、市場に溢れる映画・テレビ番組のDVDの海賊版などをさらに抑え込み、全民族の知的財産権に対する保護意識を高める狙いがある。

上海市は取り締まり要員600人以上を動員して、市内の音響映像ソフト店390を検査。1カ月半で、1万枚以上の違法光ディスク卸売拠点9カ所を処分し、違法音響映像ソフト19万件以上を押収。営業免許証・許可証を持たない違法経営店40以上を閉鎖させた。

広東省は6月28日から7月13日の間に、違法製品販売の大型拠点7カ所を摘発し、違法ディスク400万枚近くを押収した。7月13日に摘発したある拠点からは、1カ所だけで違法ディスク39万7千枚が押収された。

                      「人民網日本語版」2005年8月9日