中国の環境影響評価に大変革 国外にも門戸開く

 

国家環境保護総局の関係者によると、新しい「建設プロジェクト環境影響評価(アセスメント)機構資格管理弁法(規定)」が近く施行される。中国の環境アセスメント制度は、新規定の施行により大きく変わるという。

新規定は、評価機構の出資形態の多様化を奨励し、民間資本や株式会社、合名企業による環境アセス市場参入や、環境アセス関連技術者の秩序ある人材流動化を認めている。また、環境アセス企業の「強者連合」による実力強化を通じた、実力ある大規模な環境アセス機構の発展を奨励する。専門的なノウハウを持ち、中国の事情に精通する海外の機構が、国内環境アセス市場の競争に加わることも奨励している。

新規定は環境アセス機構に対し、社会的な責任を担い、公正で科学的かつ誠実な原則を守り、職業倫理と職業的な信頼を守るよう、より明確に要求している。また、法律に反して環境評価業務を請け負ったり、正当な理由もなく環境評価業務を拒否することを禁じている。

                      「人民網日本語版」2005年8月10日