文化事業への政府投資、04年は20%増

 

文化部は8日、同部計劃財務司がこのほど発表した統計報告によると、2004年の文化事業への政府投資は113億5800万元で、前年に比べ19億5500万元(20.9%)増加した。政府は文化事業の主要投資者で、投資額に占める割合は00年の62.6%から04年は69.8%に増えた。クラス別構成をみると、中央政府からの投資の占める割合が地方政府を大きく上回った。中央政府による文化事業への投資額は年23.3%の割合で増えており、地方財政による投資の増加率を7.9ポイント上回った。

都市部・農村部別構成では、農村部の文化事業への政府投資が年を追って拡大している。04年は30億1100万元に達して、00年に比べ13億2400万元(77.5%)増加し、年増加率は平均15.6%に上った。しかし、都市部への投資に比べると、明らかにまだ不足している。04年の文化事業への投資のうち、都市部への投資は全体の73.5%に達し、農村部への投資を47ポイントも上回った。

地域構成をみると、西部地域への投資が拡大している。04年、政府による西部地域への文化事業投資は24億3500万元に達し、00年に比べ10億6100万元(77.6%)増加し、年増加率は平均15.4%に上った。しかし、全国に占める割合は21.4%で、00年に比べ0.3ポイント減少しており。東部・中部地域への投資に比べれば、西部への投資はまだ少ない。一方、東・中部地域への文化事業投資は全国の78.6%に達し、西部地域を57.2ポイント上回った。

                   「人民網日本語版」2005年8月10日