投資が強化され、発展の後続力が増強される
新疆ウイグル自治区

 

新疆ウイグル自治区(以下、新疆と略)は1955年以来の49年間に、社会全体の固定資産投資は累計7995億3300万元に達し、そのうち、改革開放後の26年間の累計投資額は7872億6300万元に達し、自治区成立以来の投資総額の98.5%を占め、特に2000年来の4年間の累計投資額は3682億6700万元に達し、46.06%占めるに至っている。

ダムをあわせて391カ所築造し、ダムの貯水能力は50億立方メートルに達し、有効灌漑面積は310万6600ヘクタールに達し、新疆の農業生産の環境を極めて大きく改善した。「3本の川」を重点とする総合的治水は新疆の歴史の新しいページを開くものとなった。石油・天然ガスの大規模な採取に従って、石油精製と石油化学工業は迅速な発展をとげ、2004年の原油加工量とエチレン生産量はそれぞれ1220万1800トンと25万3700トンの年間生産能力に達した。石油・天然ガス・パイプライン3003キロを敷設し、全国でパイプライン輸送距離の最も長い省・自治区となった。

2004年、発電設備容量は552万キロワットに達し、ウルムチ市を中心とし、東はハミ、西はカラマイ、南はクシェ、北はジムサルに至る22万ボルトの主力送電網とホータン、カシュガル、イリ、アルタイなどの地区・州をカバーする110キロボルトの区域的送電網を作り上げた。そして新疆全体の送電網の連結と農村送電網建設・改造プロジェクトを実施した。交通・通信は蘭州=新疆鉄道の西部区間と中央アジアの鉄道とのドッキングを実現し、蘭州=新疆鉄道複線と南疆(新疆南部地域)鉄道を建設し、鉄道輸送距離は2998.5キロに達している。「第10次五カ年計画」期に、新疆初の電化鉄道――ジン・イ・ホ鉄道もすでに着工された。

自動車道路の開通距離は20万1600キロに達している。民用航空の面ではウルムチ、カシュガル、アルタイ、イーニン、ターチョンなどの12の空港と全天候空港1カ所をつくり、開通距離は11万1800キロに達している。電信施設の建設には1981年このかた、累計318億3500万元の資金が投下され、新疆全体をカバーする光ケーブル幹線を構築し、光ケーブル、デジタル・マイクロ波、衛星通信を一体化した、現代化した大容量の立体幹線通信ネットワークが形成された。ネットワークは新疆全体をカバーし、全国各地と結びつき、200余カ国・地域とのネットワーク化した郵便物実物伝送を実現した。現在、幹線光ケーブルの長さはすでに8600キロに達し、固定電話利用者は522万2000戸、携帯電話利用者は489万4000戸、インターネット利用者は74万1000戸に達している。

新疆全体の21の都市はすべて都市の道路、給排水、暖房、天然ガス供給、緑化とその他の公共施設の建設を完成している。2004年現在の都市の水道普及率は98.1%、天然ガス普及率は89.3%、集中給熱面積は1億300万平方メートル、都市人口は699万6500人に達した。ここ50年間の住宅建設への資金投下は累計1186億9100万元、完工した住宅の建築面積は3億5300万平方メートルに達している。70%以上の都市部住民は水道、電気、暖房、キッチン、トイレなどさまざまな機能のそろったユニット住宅のビルに入居した。2004年における都市部の1人当たり居住面積は18.8平方メートルに達し、農村部の1人当たり居住面積は19.1平方メートルに達した。

                       「チャイナネット」2005年8月12日