日本の一部閣僚の靖国参拝について 外交部

外交部ウェブサイトによると、外交部の孔泉報道官は15日、日本の閣僚や国会議員の一部が靖国神社を参拝したことについて、記者の質問に答えた。

――日本の閣僚や国会議員の一部が8月14日と15日、第2次世界大戦のA級戦犯を合祀する靖国神社を参拝した。中国はこれをどう論評するか?

日本の軍国主義による侵略の歴史に対して正しい認識と対処を行うことは、日本がアジア近隣国や国際社会の信頼を得る上での必要条件であり、中日関係を改善するための政治的基礎でもある。日本の一部政治家は中国人民抗日戦争・世界反ファシスト戦争の勝利60周年の際に、なおも軍国主義の代表者であるA級戦犯を祭る靖国神社を参拝した。これは、彼らがこのように重要な課題を前にしながらも、なお国際社会の期待する正しい選択を行わなかったことを示している。日本の軍国主義による侵略の最大の被害国として、われわれは日本政府が実際の行動によって歴史を直視し、侵略を反省し、被害国の国民感情を傷つける行為を繰り返さないよう強く求める。

「人民網日本語版」   2005年8月16日