外交部ウェブサイトによると、外交部の孔泉報道官は15日、日本の小泉純一郎首相が戦後60周年記念日に発表した談話について、記者の質問に答えた。

――日本の小泉首相はきょう（15日）、歴史問題について談話を発表し、日本が過去の「植民地支配と侵略」により、アジア諸国に「多大の損害と苦痛」を与えたとした上で、「反省」と「おわび」を重ねて表明した。中国はこれをどう論評するか。

われわれは小泉首相の談話に注目している。日本が真剣かつ責任ある態度で軍国主義による侵略の歴史に正しく対処することは、日本自身の長期的かつ根本的な利益に合致する。日本の政府や指導者がこうした態度表明や約束を、今の実際の行動に反映させるよう願う。

「人民網日本語版」   2005年8月16日