中日の大学生、互いの印象悪化の原因を探る

中日両国の大学生が学業、就職、中日友好、互いの印象悪化の原因などを話し合う「第24回中日学生会議」が17日、北京で開幕した。日本からは23人、中国からは21人が参加。会期は8日間で、「中日経済」「中日友好」「生活文化」「職業」の4グループに分かれて討論を進める。

今会議の重要な話題の1つに「両国民の互いの印象悪化の原因」がある。参加者は討論やアンケートを通して印象悪化の原因を探り、結果は報告会で「現在の関係悪化の原因は何で、日中友好のためには何をすべきか」という形で発表する。

日中文化交流財団の李浩代表は「日中両国の学生間の交流は、今とても必要だ。面と向かった交流はメディアから得る情報より、さらに本物だ」と話す。

今会議は北京対外経済貿易大学が主催。中日学生会議は、両国大学生の相互交流と相互理解の強化を目的として1986年に発足した。初会議は1987年に北京で開催。これまでに中国で14回、日本で9回開催している。

「人民網日本語版」2005年8月18日