上半期の工業利益、20.6%増

国家統計局によると、1~7月、全国の一定規模以上の工業企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の利益は7437億元に達し、前年同期を20.6%上回った。工業企業経済効益総合指数は170.43で、前年同期を10.36ポイント上回った。

一定規模以上の工業企業のうち、国有系企業の利益は3661億元(前年同期比18.5%増)、集団所有制企業は274億元(同29.1%増)、株式企業は3878億元(同30.2%増)、外資系企業と香港・澳門(マカオ)・台湾企業は2068億元(同1.7%増)、民営企業は850億元(同40.1%増)だった。

工業分野39類のうち、石炭採掘業の利益が前年同期に比べ81.5%増加したほか、石油採掘業の利益は同74.7%増、鉄採掘業は同47.4%増、非鉄金属採掘業は同136.4%増、非金属採掘業は同78%増だった。鉄鋼業の利益は同34.7%増、化学工業は同26.3%増。交通運輸設備製造業は38.6%減少した。利益増加率が大きかったのは石油採掘業、鉄鋼業、石炭業、化学工業、繊維業の5分野。

「人民網日本語版」2005年8月24日