青海チベット鉄道、世界レール敷設海抜最高記録を更新

8月24日、青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ鉄道である青海チベット鉄道のレール敷設作業が海抜5072メートルの地点で成功裏に行われた。これによって、中国人は世界の鉄道レール敷設で海抜最高の歴史的記録を作り出すこととなった。これと同時に、青海チベット鉄道の建設は一連の世界鉄道建設史上の記録をも刷新した。

中国では、2001年6月から青海チベット鉄道の格爾木(ゴルムド)――拉薩(ラサ)区間の鉄道建設が着工され、この区間の鉄道は総延長1142キロメートル、海抜4000メートル以上の区間を通り抜ける距離は960キロメートル、平均海抜は4500メートル、最も高いところは海抜5072メートル、凍土地帯を通り抜ける距離は550キロメートルになっている。

青海チベット鉄道建設では、海抜においても、高海抜地域を通り抜ける距離においても、さらに凍土地帯を通り抜ける距離においても、すべて世界のトップとなった。

「チャイナネット」  2005年8月25日