若者による大陸・台湾の交流推進を 国務院当局者

厦門(アモイ)市の厦門国際会展中心で開かれていた第6回両岸関係フォーラムが24日、2日間の日程を終えて終了した。大陸部や台湾などから訪れた学生や専門家など若手エリートが、「両岸の青年交流の未来」をテーマに両岸(大陸部と台湾)の関係をめぐる重要な問題について、踏み込んだ交流を行った。

参加者らは、「台湾独立」に活路はなく、両岸関係の改善こそが大勢の赴くところであり、人心の向かうところだという認識で一致。両岸間の怨恨を生み出し、両岸間の対立を挑発し、両岸関係を悪化させるいかなる人物の行為も、両岸の同胞の求める両岸関係の平和・発展協力という流れに反するものであり、人心を得るものではなく、失敗は必至であるとした。

国務院台湾事務弁公室の王在希副主任は閉幕式で、「両岸の若者は両岸の未来と希望を象徴しており、両岸関係を推進し発展させる重要なパワーだ。両岸の若者は手を取り合って協力し、台湾海峡地域の平和のため、両岸関係の健全な発展のために努力しなければならない」と指摘。さらに「祖国大陸部は両岸の経済・文化面の交流や人的交流を引き続き支持し、これまでと同様に台湾の同胞による大陸部での投資、事業発展を奨励する。台湾の同胞のために、確かな支援やサービスを提供し、台湾の同胞の正当な権利をしっかり守っていく」と述べた。

「人民網日本語版」  2005年8月25日