中部地域、上半期の経済指標が全国平均を1.1~4.8%上回る

2001年以来、中部地域の経済発展は年々加速しており、中部地域各省の経済成長率(比較可能ベース)は8%~11%から現在の11%~14%となり、2004年には加速の傾向が顕在化した。

2000~2004年には、中部地域6省のGDP(域内総生産)は19791億元から32099億元に増え、0.62倍増となり、伸び率は同じ時期の全国GDP(国内総生産)伸び率0.52倍より高いものとなっている。中部地域のGDPの全国のGDPに占める比率も年々上昇の勢いを呈し、2000年の22.12%から2004年の23.51%になり、1.39ポイント上昇した。中部地域の1人当たりGDPは5576元から8874元になり、0.59倍増で、同じ時期の全国の0.49倍増よりも高くなっている。中部地域の1人当たりのGDPは全国の1人当たりGDPの相当分も79.00%から84.25%になり、5.25ポイント伸びた。

2005年上半期の中部地域6省の経済は依然として好調を保ち、同じ時期の全国平均伸び率より1.1~4.8ポイント高くなっている。河南省のGDP伸び率(14.3%)は引き続き拡大し、山西省、安徽省、江西省、湖北省及び湖南省は小幅な反落となり、上半期における中部地域のGDPが同じ時期の全国のGDPに占める比率は24.62%に上昇した。

経済の発展を反映する主要な指標では、2001~2004年の期間に中部地域の総量指標の全国のそれに占める比率が上昇したのは、GDP、固定資産投資総額、海外直接投資額、高速道路完成総延長などであり、全国の指標と比較して格差が縮小傾向にあるのは、1人当たりGDP、1人当たり固定資産投資、1人当たり海外直接投資、人口の都市化水準などがあり、高速道路の密度などの指標は全国の平均レベルを上回っている。

以上のことから、中部地域の経済発展の基礎が固まり、社会環境が改善し、経済発展のパワーがますます強くなり、経済の急発進及び飛躍の局面が形成しつつあることを見て取れるであろう。

「チャイナネット」 2005年8月25日