曹剛川国防部長、ロシア国防相と会見 軍事演習について

 
曹剛川国防部長(中央軍事委員会副主席、国務委員、上将)は24日朝、中ロ合同軍事演習「平和使命―2005」のために来中したロシアのイワノフ国防相と青島で会見した。曹国防部長は会見の中で、次のように述べた。

中ロ初となる合同軍事演習は、両国・両軍の指導者が国際情勢の変化、戦略的パートナーシップの深化という大局に着眼して下した重要な戦略決定であり、両国・両軍関係の歴史における重大な出来事だ。演習を通し、両軍は共同作戦を進める中で互いの友情と理解を深め、戦略的パートナーシップ発展の新水準、両軍協力の力量を存分に示した。これは戦略的パートナーシップの内容をさらに充実させるうえでプラスになる。軍事・安全保障分野における両国の相互信頼を深め、軍事訓練分野における両軍の協力を強め、突発事件への対処能力と、共同作戦の遂行能力を高めることは、地域と世界の平和と安全を共に守っていく上で、重要な現実的意義と深い歴史的影響がある。

「人民網日本語版」2005年8月26日