WTO事務局長、米欧の中国繊維製品貿易摩擦問題で発言

 
WTO・世界貿易機関のスパチャイ事務局長は24日、ジュネーブで中国記者のインタビューに答え、中国が繊維製品の貿易問題を解決する面で払ってきた努力を高く評価し、「アメリカとEU・欧州連合は協議を通じて中国との繊維製品貿易摩擦問題を解決すべきである」と述べました。

スパチャイ事務局長は、「WTOが繊維製品貿易割当額制度を取り消した後、中国側は約束措置を行う一方で、割当額制度の解消により市場の優先権を失った貧困国家と行う協力ルートを積極的に探っている。中国のこのやり方は、中国自身の良好な信用を表明した。中国は輸出大国であるだけでなく、輸入大国でもある。中国の台頭は、決して世界にとって脅威ではなく、世界の発展プロセスの一部分である」と述べました。

「CRI」より 2005/08/26