中国全人代、「行政強制法」を起草

全国人民代表大会常務委員会法制工作委員会の信春鷹副主任は28日、北京で「全人代常務委員会は『行政強制法』の起草に努力し、行政法制度を健全にし、法に基づいて行政を行なうことを推進していく」と述べた。

これは当日閉幕した全人代常務委員会会議で行なわれた行政強制法律制度についての講座で述べたものである。信春鷹副主任はその際「統一した『行政強制法』を制定することは行政機関が行政強制権の乱用などの問題を解決し、行政強制の公正性を保証することが出来る。この法律の制定には調和の取れた社会を構築する目標の下での政府の職能行使と社会管理の方法が考慮されなければならない。そのため、立法機関は大量の調査と研究を行い、多方面の意見を聴取することになる」と述べた。

「CRI」より   2005/08/29