国内初の複々線鉄道、全区間が着工 広深鉄道

広東省広州市と深セン市を結ぶ「広深鉄道」の複々線工事がこのほど、同省東莞市石竜鎮でスタートした。これにより全区間が着工した。投資総額は47億4千万元。

広深鉄道は総延長147キロで、大陸部と香港を結ぶ旅客列車・貨物列車はすべてここを通る。1911年に開通し、89年に複線化し、94年に3本目のレールが敷設された。

複々線化が実現すると、旅客列車の本数は現在の100往復から137往復に増え、旅客輸送量は現在の2700万人から、2015年には3850万人に増えると予想される。

「人民網日本語版」  2005年8月29日