胡錦濤主席訪米、中米の建設的協力関係を前進へ

 

外交部米州大洋州司の何亜非司長は30日午後、国内外記者とのブリーフィングで、胡錦濤国家主席の訪米について「中米両国間の相互理解・交流・協力を深め、両国の建設的協力関係をさらに前進させるうえで有益だ」と述べた。何司長の発言の要旨は次の通り。

胡錦濤主席はブッシュ大統領の招待に応じ、9月5日から8日まで米国を公式訪問する。胡主席はブッシュ大統領など米政府要人と中米関係、および双方が共に関心を寄せる国際・地域問題について意見を交換する。また、米両院議員、関係州・市の官僚、商工業界・学界など各界の関係者、および米国の一般市民と幅広く接触する。ワシントンのほか、シアトルとエール大学も訪問し、エール大学では重要な演説を行う。

中米両国はいずれも世界に重要な影響力を持つ国であり、いくらかの相違はあっても、両国は広範かつ重要な共通利益を持つ。中米関係の健全で安定した発展の維持は、両国の根本利益に合致するだけでなく、アジア太平洋地域、ひいては世界の平和・安定・発展にもプラスとなるということを、事実はすでに証明しており、そして今後も証明するだろう。われわれは米国と共に、戦略的・長期的視野から両国関係を処理し、相互に尊重し、共通点を求め相違点を保留し、対話と協力を強化し、両国間の建設的な協力関係を引き続き前進させていくことを望む。

「人民網日本語版」2005年8月31日