海外企業の中国市場競争への参入を歓迎 外交部

 

外交部米州大洋州司の何亜非司長は30日午後、国内外記者とのブリーフィングで、外国企業の市場参入問題に関する質問に、次のように答えた。

世界貿易機関(WTO)加盟以来、中国は加盟時の承諾事項を真摯に履行し、一層の市場開放を進めてきた。加盟後3年で、2001年に世界第6位だった中国市場は2004年に世界第3位にまで上昇し、同年の輸入総額は5600億ドルを超えた。中国経済の発展と開放が途切れなく進むに従い、2010年までには年間1兆ドルを超えるだろう。中国はすでに市場経済体制を構築した。中国市場はすでに世界市場と一体化している。現在、中国市場における競争は公平で開放され、また激しいものだ。われわれは米国を含む世界各国・各地域の企業が中国の市場競争に積極的に参入し、公平と公正を前提に、自己の実力により成功を収めることを歓迎する。

「人民網日本語版」2005年8月31日