温家宝総理、中国とEUの商工業界のあらたな貢献を期待

 

第二回中国・EU商工サミットが5日北京で開かれた。温家宝総理はサミットで、「中国とEUの商工業界はチャンスをつかみ、中国とEUの全面的な戦略パートナーシップの発展を推し進めるためあらたな貢献をするよう」期待した。

第八回中国・EU指導者サミットに出席するために北京を訪問しているEU輪番議長国を務めるイギリスのブレア首相やEU委員会のバローゾ委員長らもこの商工サミットに出席した。

温家宝総理はその際、「中国は輸出大国であり、輸入大国でもある。中国は貿易パートナーと共に努力し、発展の中で貿易の不均衡問題を解決し、互恵とウィンウィンの関係を実現させることを願う。中国とEUは経済の相互補完性が強く、大きな協力の空間を持っている。双方は互いの投資規模を拡大し、投資構造のグレードアップを実現し、協調を強め、共に経済グローバル化のリスクとチャレンジに対応すると同時に、食い違いと摩擦を正しく処理すべきだ」との考えを示した。

ブレア首相も、「EUと中国双方は食い違いをなくす措置を講じ、双方の政治と経済貿易関係の並行した発展を推し進め、世界の平和と安定を維持すべきだ」と指摘した。

「CRI」より2005/09/06