羅干氏、黒龍江視察、東北在来工業基地振興強調

 

中共中央政治局常務委員、中央政法委員会書記の羅干氏は黒龍江省を視察、調査・研究を行った際、鄧小平理論と「三つの代表」重要思想を指導とし、まじめに科学的発展観を着実化し、根源から社会矛盾を予防・削減、平安建設を大いに推進、社会安定を守る事業を強化、東北在来工業基地振興、いくらかゆとりのある社会の全面的建設に良好な雰囲気を創り出すと強調した。

9月7日~11日、羅干氏は黒龍江省委員会書記の宋法棠、省長の張左己といった各氏の案内で前後して牡丹江、チチハル、ハルピンといった地域に到着、企業、科学研究機構、基層政法機関に立ち入り、基層作業と経済社会の発展情況を調査、公安部門の幹部・警察および宋兆東烈士の親族を見舞った。

視察期間、羅干氏は黒龍江省委員会、省政府の活動報告を聴取。同省の経済社会発展成果、安定維持事業を高く評価したほかに、今後の事務について希望と要求を提出した。

また、同氏は下記のように強調した。まじめに科学的発展観を貫き、安定維持を社会主義調和的社会建設というマクロ背景、高目標と結び付けて研究を重ね、発展と安定を統一化し、根源から不安定要素を解消、国が東北在来工業基地振興戦略を遂行する重要なチャンスをつかみ、経済発展を推進、社会安定を守る物的基礎を固め、社会安定に努め、東北在来工業基地振興を促進する。

さらに平安建設は新たな情勢のもとで社会治安総合管理を強化、社会安定を守る有効なキャリヤーだ。さらに平安建設への指導を強化、平安建設を経済・社会発展の総体的企画に組み入れ、基層を重点とし、犯罪を有効に予防、打撃する社会治安予防制御システムを構築、有効な制度・メカニズムを構築・完備し、平安建設の推進を確保。有効な措置を講じ、流動人口管理、インターネット管理、社会人と社会組織管理を強め、タイムリーに社会安定の維持に存在する新たな情況・問題に研究を重ねた上、解決する。

なお、同氏は下記のように指摘した。政法部門が社会主義調和的社会建設に参入する着眼点と力点は公正司法を通じ、社会公平と社会安定を促進。司法行為の規範化、司法公正の促進という整備活動の重要な意義をさらに認識、実際情況と結び付け、まじめに調査、司法分野の司法行為を着実に規範化にし、半年内に明らかな成果の取得を確保する。3年の規範化建設を統一して配慮、進行中の司法体制と作業メカニズム改革と緊密に結び付け、あくまでもやり通す。共産党員先進性保持教育活動を展開、さらに政法陣営建設に力を入れ、司法水準を高める。

「CRI」より 2005/09/13