青蔵鉄道、世界的な技術問題を解決

     
  青蔵鉄道の敷設現場に輸送される枕木=9月6日   青蔵鉄道の敷設現場で枕木の溶接を行う作業員=9月7日  

青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ「青蔵鉄道」の鉄道敷設工事は、2001年の開始以来順調に進んでおり、現在はラストスパートの段階に入っている。青蔵鉄道はこれまでに、鉄道建設における世界記録を多く打ち立てている。全長は1100キロメートルで、線路の大部分が、自然環境や気候がきわめて厳しい無人地区に相当し、550キロメートルの凍土地区をまたぐ形で敷設されている。永久凍土地帯での鉄道敷設は、海外の専門家に「ほぼ不可能」と言われていたが、青蔵鉄道の建設関係者数万人がこの世界的な技術問題を解決し、鉄道敷設を実現に近づけた。

「人民網日本語版」2005年9月13日