「中米首脳会談、議題は幅広い」外交部報道官

 

外交部の秦剛報道官は13日の定例記者会見で、胡錦濤主席が国連でブッシュ米大統領と会談することについて、記者からの質問に次のように答えた。

今回の会談は、中米両国の元首による非常に重要な会談であり、両国の関係が非常に重要になっている時期に行われるものだ。中米両国はいずれも世界に影響のある国であり、双方は意見にいくらかの相違点が存在するが、両国の間には広範で重要な共通利益がある。事実が証明するように、中米関係が健全かつ安定した発展を維持することは、中米両国の根本利益に合致するだけでなく、地域や世界の平和・安定・発展にも役立つ。中国は、米国とともに戦略的・長期的な視点から中米関係に対応し、処理し、相互に尊重しあい、相違点を保留したまま共通点を求め、対話と協力を強化し、互いの懸念に配慮し、中米両国の建設的な協力関係が健全に発展し続けるよう、推進していきたい。中米両国は多くの問題において、共通の利益と共通の懸念を持っており、中米首脳会談の議題も、二国間および多国間の協力など幅広いものになるだろう。

「人民網日本語版」2005年9月14日