都市の生活の質ランキング、首位深セン、北京は4位

 

北京国際都市発展研究院は13日、「中国都市生活の質報告書」を発表した。報告書では、生活の質を左右する要素に基づいた「中国都市生活の質指数」を新たに公表し、この指数をもとに国内総生産(GDP)が国内100位以内の都市の生活の質ランキングを発表した。上位10都市は、深セン、東莞、上海、北京、杭州、珠海、寧波、蘇州、広州、厦門(アモイ)の順。

GDPで上位20位以内に入る都市のうち、9都市は今回の生活品質ランキングで20位以内に入らなかった。この結果から、経済発展が必ずしも生活の質には直結せず、経済発展と生活の質のレベルが比例するとは限らないことが分かる。経済指標、特にGDPには、社会生活や都市の発展に伴う問題があまり反映されないため、都市の真価をそれだけで判断するのは難しい。

 「人民網日本語版」 2005年9月15日