台湾当局は一切の分裂活動を停止せよ 外交部

 

外交部の秦剛報道官は14日、第60回国連総会総務委員会で台湾の国連「参加」提案が13回目の否決となったことについて談話を発表し、「台湾当局は一切の分裂活動を停止し、『1つの中国』の原則に戻るべきだ」と述べた。秦報道官の発言は次の通り。

世界にはただ1つの中国しかなく、台湾は中国の一部分であり、主権国家で構成される国連に加盟することはできない。「国連憲章」の趣旨と原則に背き、国連決議第2758号に違反し、国際社会に公認された「1つの中国」原則に挑戦するいかなる行為も、国連加盟国の多くの支持を得ることはあり得ない。

祖国の平和統一の実現は台湾の同胞を含む全中国人の根本的利益に合致する。中国政府は一貫して最大の誠意と努力によって平和統一の展望を勝ち取ろうとしている。今年以降、関係方面の共同努力によって、両岸の交流には重大な進展があり、台湾海峡情勢は緩和された。しかし台湾当局はわれわれの誠意をも顧みず、「台湾独立」分裂活動を停止しないばかりか、国連に上述の提案までした。台湾当局は一切の分裂活動を停止し、「1つの中国」原則に立ち返るべきだ。

「人民網日本語版」2005年9月15日