賈委員、両岸の経済協力拡大に4つの意見

 

大陸部・台湾各界のエリート人材が集う第1回「両岸民間菁英フォーラム」が15日、上海で盛大に開幕した。主催は中国共産党中央台湾事務弁公室と親民党中央党部政策研究センター、運営は海峡両岸関係研究センターと中華両岸平和発展協会。

開幕式では賈慶林・中国共産党中央政治局常務委員(全国政治協商会議主席)が「台湾海峡両岸の経済交流・協力を全面的に深め、拡大し、平和と安定に向けた両岸関係の発展促進に努める」をテーマに講演した。賈委員はこの中で、胡錦濤総書記と国民・親民の両党主席が5月に得た共通認識の全面的実施と、両岸の経済交流・協力の深化と拡大について次の4つの意見を示した。

(1)対立点を保留したまま、両岸の経済交流・協力に良好な環境の創造に努める。

(2)民意に沿い、両岸の直接の「三通(通信・通航・通商)」を適切に推進する。

(3)レベルを上げ、両岸の経済交流・協力の幅と奥行きを絶えず拡大する。

(4)長期的視野に立って、両岸の経済協力体制を構築する。

「人民網日本語版」2005年9月16日