中国 向こう三年間に途上国に
100億ドルの特恵ローンを提供

 

先般、中国外交部のスポークスマンの秦剛氏は定例記者会見で、「向こう三年間に、中国は発展途上国に100億ドルの特恵ローンおよびバイヤーズ・クレジットを提供することとなっている。これは、世界の発展への中国の関心を表すものである」と述べた。

同スポークスマンは「国連創設60周年記念の特別首脳会合に出席した胡錦濤主席は国連ミレニアム開発目標を実現するためにいくつかの措置を提出し、その中で、向こう三年間に、中国は発展途上国に100億ドルの特恵ローンおよびバイヤーズ・クレジットを提供し、発展途上国のインフラ整備のために協力し、双方の企業の合弁を促すことになった。具体案の実施について、関連諸国と話し合うことになっている。中国は自らも発展途上国であり、それほど豊かではないが、人類の共同の発展とできるだけ早く貧困から脱出し、発展途上国の経済発展のために微力ながら尽力することを目指すことを明らかにした。国際社会にとって、『協力を強化し、南北の格差を縮小し、国連ミレニアム開発目標の実現を確保する』ことは当面の最も喫緊の課題であり、これらの面で、中国は国際社会とともに努力し、他の国との協力を強化することにしている」と語っている。

「チャイナネット」 2005/09/19