愛知万博 中国館で「上海ウイーク」スタート

 

日本で開催中の愛知万博(愛・地球博)の中国館で19日、「上海ウイーク」の開幕式が行われた。

開幕式には、上海万博組織委員会の陳宇良・第1副主任委員(中国共産党中央政治局委員、共産党上海市委員会書記)が出席して演説した。

陳第1副主任は次のように述べた。

「上海ウイーク」は今博覧会の閉幕時期に行われるイベントとして、過去を継ぎ未来を開くという象徴的意義がある。2010年上海万博のテーマ「都市、生活をより素晴らしく(Better City Better Life)」は、創造をエネルギーとしながら、エコロジー都市を構築し、素晴らしいふるさとを作り出すというコンセプトを表わしており、未来の都市の生態環境、文化的環境、科学技術に対する人々の関心をかきたてるものだ。中国は上海万博を成功させ、精彩ある忘れがたいイベントにしたい。準備・開催のプロセスでは、引き続き各方面のご支援をいただき、万博という一大イベントをともに開催したい。

愛知万博は、日本国際博覧会協会による細心の準備と運営で、大きな成功を収めた。上海ウイークの期間中、私は同僚とともに、愛知万博の成功したノウハウを吸収し、参考にしたい。また、豊富多彩なスタイルと内容で、上海万博を全面的かつイメージ豊かに紹介していく。

上海市の周禹鵬市長(上海万博事務協調局局長)は開幕式で、上海市政府が上海万博のイメージキャラクターに、米プロバスケットボール(NBA)で活躍する中国人選手・姚明さんを起用したと発表した。

「人民網日本語版」2005年9月20日