新疆ウイグル自治区、オアシスの面積が絶えず拡大

新疆ウイグル自治区の鄯善県のオアシス。砂漠の拡大を効果的に引き止め、人々の生活を守っている。
新疆ウイグル自治区の昭蘇県の
豊収を目の前にしたアブラナ畑。
新技術で栽培されたハミウリ。

新疆ウイグル自治区成立50年来、オアシスの面積が5倍に増え、7万平方キロとなった。2004年の自治区の穀物収穫量は830万トンで一人当たりの穀物保有量は440キログラムに上り、自給自足ばかりか、その他の省・自治区や、周辺の諸国へも出荷、輸出されている。林業・果樹業は自治区の農業の特色とするものであり、今では地方経済の発展を牽引するほか、オアシスの外縁として黄砂の侵入をも阻んでおり、経済面と生態面で大きな役割を果たしている。自治区南部の環タリム盆地地帯の森林・果樹林の総面積はすでに67万ヘクタールにも達し、果物生産量は264万トン、生産高は45億元にのぼり、農民の一人当たりの収入も296元増えた。

「チャイナネット」2005年9月23日