六大林業プロジェクトの喜ばしい成果

 

国家林業局によると、我が国の六大林業プロジェクトは1998年の実施して以来、累計1263億6300万元の資金が投下され、2532万9000㌶の造林を完成した。プロジェクト実施地域の生態状況は目に見えて改善され、山紫水明と言える場面が喜ばしい様相を現れている。

天然林保護プロジェクトは累計432万8200㌶のハゲ山で造林をおこない、森林管理保護の面積は毎年約9000万㌶となり、木材の伐採量は累計1億3082万5000立方㍍減少した。耕地を林地に戻した面積は累計1734万2000㌶で、そのうち造林面積は783万4500㌶に達している。北京、天津の砂あらし発生源地域での造林面積は累計219万1400㌶で、「三北(東北地区、華北地区、西北地区)」防護林第四期工事は271万5000㌶の造林任務を完成した。長江流域など5項目の防護林第二期工事では128万9300㌶の造林をおこない、累計763カ所の自然保護区が設置され、自然保護区面積が1700万㌶増え、増加面積は国土総面積の1.67%を占めるに至った。全国の18の重点省(自治区)では348万1300㌶の速成林の造林をおこない、低質用材林22万㌶を改造した。

全国緑化委員会副主任で、国家林業局の局長でもある周生賢氏は、中国の林業は多くの人々にとって喜ばしい変化を遂げている。新世紀に入って以来、国は林業を重視し、巨額の資金を投入し、政策によるサポートの効果が現れ始めている。社会全体が林業を営む方針はその力を発揮し、六大プロジェクトの成果も目に見えるものとなり、林業部門の努力も報いられることになった。

六大林業プロジェクトは全国の97%以上の県(市、区、少数民族自治旗)をカバーするもので、7600万㌶の造林面積、数千億元の計画投資、資源保護、国土の緑化、水土流失対策、砂漠化防止、湿地保護、生物多様性保護、商品林基地の建設などを含むさまざまな分野に及ぶもので、世界の生態系整備プロジェクトの中で数多くの面で1位となっている。

「チャイナネット」2005/10/09