中国、第3四半期の企業景気指数が高い数値で推移

 

中国国家統計局の全国の約2万社の企業に対するアンケート調査の結果によると、第3四半期における全国の企業景気指数は132.0で、第2四半期とほぼ変わらず、昨年同期より2.6ポイント低いものとなっている。

中国国家統計局が8日に発表した情況分析レポートでは、第3四半期の採鉱業、不動産業の景気指数はそれぞれ156.2、123.7で、第2四半期に比べてそれぞれ6.6、2.9ポイント低下し、昨年同期より5.9、8.7ポイントの低下となっている。

建築業、卸売りおよび小売業の景気指数は第2四半期と比べて若干上昇し、昨年同期とほぼ同じ水準を保っている。

製造業、電力・ガスおよび水の生産・供給業、情報伝送・コンピュータサービスおよびソフトウェアなどの業種の景気指数は第2四半期とほぼ変わらず、前年同期比ではやや低下している。

第3四半期における中国の国有企業、共同経営企業、有限責任会社の景気指数は第2四半期と昨年同期に比べてやや低下したが、私営企業、外国業者投資企業および香港・澳門(マカオ)・台湾業者投資企業の景気指数は、第2四半期と昨年同期のいずれに比べても若干上昇している。

「チャイナネット」2005年10月10日