有人宇宙船「神舟6号」、まもなく打ち上げ


     
 
ゴビ砂漠に位置する中国酒泉衛星打ち上げセンター
 

中国有人宇宙飛行プロジェクト指揮部の責任者は11日、中国2基目の有人宇宙船「神舟6号」を12日から15日の間に打ち上げると発表した。

同責任者によると、「神舟6号」には2人の宇宙飛行士が搭乗し、宇宙空間で数日にわたり任務を遂行する予定。計画では、宇宙船は甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、軌道傾斜角42.4度、近地点高度200キロ、遠地点高度347キロの楕円軌道を運行し、軌道変更後、高度343キロの円軌道に入る。任務完了後、宇宙船は内蒙古自治区中部に帰還する。今回の宇宙飛行を担当するのは、厳しい訓練、選抜、審査を経て結成された宇宙飛行士チームで、総合訓練も終了している。現在、打ち上げ前の準備作業はスムーズに進行している。

「人民網日本語版」2005年10月11日