民営企業家の6割以上、投資拡大を計画

 
国内民営企業1千社の今年の経営状況に関する最新調査結果が公表された。国務院発展研究センター人材交流研修センターの李蘭副主任(中国企業家調査システム秘書長)が、安徽省合肥市で開催された「2005年中国非公有制経済フォーラム」で発表した。

今回の調査は、民営企業の法人代表を対象に行われた。「運営状況が良好」とした経営者は44.7%、「普通」が43%、「よくない」が12.3%で、「良好」と「よくない」の差は32.4ポイントで、2004年度より3ポイント増えた。これは民営企業の経営状況が全体として良好な傾向にあることを示している。

民営企業家の将来的予測はかなり楽観的で、第4四半期の経営は「好転するだろう」としている経営者が35.4%、「変わらず」が57.1%、「経営悪化を懸念」が7.6%となっている。民営企業の経営者の61%が「将来的に投資を増やす」、13%が「減らす」としており、「増やす」が「減らす」を48ポイント上回っている。この数字は、国有企業・国有持ち株企業より11ポイント高い。


「人民網日本語版」2005年10月17日