中国の第二回有人宇宙飛行、成功を収めた

 
   


   北京時間17日未明、5日前に打ち上げられた有人宇宙「船神舟6号」は中国北部内蒙古自治区に無事に着陸し、二人の宇宙士の体調も良好だということです。

   その後、全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は中国共産党中央委員会、国務院、中央軍事委員会を代表して、祝電を発表しました。祝電は「神舟6号の有人宇宙飛行は、中国が有人宇宙技術、人間が行う宇宙実験の面で、一里塚に当たる大きな成功を収めたことと言える。中国は有人宇宙技術を引き続き発展させ、宇宙資源を積極的に開発し、人類に貢献していく」としています。

「神舟6号」は12日午前9時に打ち上げられたもので、今回の目的は有人宇宙飛行の基本技術を更に改善し、複数人による数日間の宇宙飛行を実現することにありました。飛行期間中、宇宙飛行士は宇宙での育種、物資の合成など一連の宇宙実験を行うと共に、無重力状態を利用し、人間の運動法則と人体の心臓と筋肉細胞の変化、骨細胞の成長状況を含む一連の実験をおこなって、一応成果を収めたと言うことです。

「CRI」より 2005年10月17日