G20が閉幕、共同声明を採択

 
河北省香河市で開かれていた第7回20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)は2日間の日程を終え、16日閉幕した。

会議は、共同声明や「ブレトンウッズ機関改革に関する共同声明」、「グローバル発展問題に関する共同声明」、「G20による2005年改革議事録」などを採択した。参加各国の世界経済の秩序とバランスある発展の促進という共通の願望と政策的主張、特にブレトンウッズ機関改革と開発融資拡大に提供した重要な政治的推進力を国際社会に表明した。

会議は、昨年採択した「G20による税収の透明度と情報交換に関する声明」の規定事項を改めて確認し、債権国と民間部門が「新興市場の資本流動の安定化と公平な債務再編の原則」に従って引き続き協力を進めることを奨励し、これにより危機防止を強化し、危機管理の予見性を向上させるとした。

会議参加各国は、中国が同会議を無事成功させたことに謝意を示した。また、来年のG20議長国のオーストラリアによる次回会議に関する説明を聴取し、2007年G20の議長国を南アフリカに決定した。

「人民網日本語版」  2005年10月17日