今年の全国の飲食業小売額、8800億元と予測

 
わが国の飲食業は14年間連続して二ケタの成長を保ち、今年の売上げは8800億元で、2006年には1兆元の大台を突破すると見込まれている。

商務部筋によると、この20数年来、我が国の飲食業は急速な発展を遂げ、市場の規模がたえず拡大し、産業構造もだんだんと最適化され、従業者数も増えつづけている。これは、内需を拡大し、市場を繁栄させ、雇用の増加と人々の生活の質を高める面で大きく貢献し、経済成長の重要なスポットとなっている。

統計データによると、飲食業の売上げは2001年から4年間連続で毎年1000億元増となり、4000億元から7000億元の大台を超えるものとなった。2004年の売上げは7486億元に達し、店舗は400万を超え、それぞれ1978年の136倍、34倍となっている。

現在、我が国の飲食業売上げはGDP(国内総生産)の5.84%に相当し、第三次産業増加額の17.62%を占めている。この伸び率はGDPの伸び率を上回るものであるばかりか、社会消費小売総額の成長速度を上回り、消費市場においてその他の業種をリードするものとなっている。

飲食業はまた我が国の重要な雇用創造のルートともなっており、昨年には1800万の従業者を雇用し、1978年の104.4万人に比べ、16倍増となっている。

「チャイナネット」  2005/10/18